J1浦和は、明治安田J1百年構想リーグでPK戦負け2試合を含めて6連敗中となっている。第11節(18日)のアウェー・鹿島戦に0―1で敗れ、今節(25日)は連敗ストップをかけてホーム・横浜M戦に臨む。

 23日にオンライン会見を行ったマチェイ・スコルジャ監督は現状について「チームスタイルが変化しているプロセスの中にいることは、選手たちも理解している。パフォーマンスを見れば、われわれの目指しているところから程遠いわけではない。希望を持てない状況ではなく、やろうとしていることを安定して90分間出すことを目指している」との認識を示した。

 終盤に苦しむ状況が続いていることには「新たなプレスのかけ方をしているが、4―4―2からマンツーマンに移行する、マンツーマンから4―4―2に移行するところのタイミングで苦しみ、そこでミスが生まれる。前半は体力でカバーできるが、後半に入ると疲れによって、効果的ではない状況からミスが生まれ、それを体力でカバーできない状況がある」と説明する。

 また、百年構想リーグは、PK戦を盛り込み、引き分けがない規定で行われるため6連敗となっているが、指揮官は「6連敗という表現にはあまり同意していない。鹿島戦前のFC東京戦では、PK戦で負けたが、ハードワークして勝ち点1を取った。90分の敗戦とは違うものととらえている」と主張した。

 チームは新スタイル完成へと進んでいるが、現状では目に見える結果にはつながっていない。しかし、多くのファン・サポーターが求めるのは、進化の過程ではなく勝利。SNS上にはスコルジャ監督の解任論が上がるなどザワつきが続く中、同じようなサッカーが続くようなら、残された時間は多くはないだろう。現方針の〝完成形〟が見られる日はやって来るのか。