北中米W杯開幕戦(11日=12日、メキシコ市)に臨む元日本代表監督で開催国のメキシコを率いるハビエル・アギーレ監督(67)が意気込みを語った。

 自身3度目となるW杯。南アフリカとの初戦に向け「素晴らしい。人生、両親、妻にも感謝している。光栄に思う」とし「26人全員が興奮している。どのポジションでも良いプレーができると確信しているし、誰が先発しても疑いはない」と力説。過去最高ベスト8の壁を突破するため「全力を尽くさなければならない」と語っていた。

 そんな開催国に強力な援軍が現れた。海外メディア「Score」によると、メキシコサッカー連盟は、開幕戦を前にベスト8入りを果たした1986年メキシコW杯に出場した選手たちと、ボクシングの元世界3階級制覇王者フリオ・セサール・チャベス氏(63)を「招集した」という。

 同連盟のミケル・アリオラ委員長は「アイドルは変わり、ユニホームも進化するが、メキシコを代表するという誇りは変わらない。86年の伝説的な選手たちが経験したことは歴史的なできごとだったが、2026年に起こることはそれに匹敵する可能性を秘めている」と説明した。

 チャベス氏はイレブンに「5試合目まで勝ち進むという話は耳にするが、君たちはもっと上まで行けると信じている。相手が君たちより速くて強くても関係ない。大きな夢を抱く勇気を持て」と激励。アギーレ監督は「私も興奮したが、選手たちの表情からも、それが伝わってきた。今回の訪問は大成功だった」という。