日本ハムの〝好評ユニ〟が、まさかの苦戦を強いられている。チームは開幕直後から期間限定で「エスコンフィールドユニフォーム2026」を着用。23日の楽天戦まで使用する予定だ。
本拠地エスコンフィールド北海道と天然芝をイメージした黒と緑を基調とするこの〝エスコンユニ〟は、地元ファンを中心に「かっこいい」と評判上々。実際に着るナインやスタッフの受けも良く、選手会長の清宮幸太郎内野手(26)もお披露目時に「かっこいいしエスコンらしさが出ているユニホーム。良いデザインだと思います」と満面の笑みを見せていた。
だが、球団側が手放しで喜べる状況ではない。限定ユニ着用時の戦績が想定ほど伸びていないからだ。今季はビジター9試合で3勝6敗の借金3。本拠地でも8試合中7試合を終えて3勝4敗と負け越している。
もともと日本ハムの限定ユニは、ファンや関係者の間で「勝運の象徴」として知られる。23年は新庄剛志監督(54)が自らデザインした赤と黒の〝襟付きド派手ユニ〟で8試合5勝3敗。24年も〝漆黒ユニ〟で8試合5勝2敗1分けと結果を残した。
それだけに今季の数字には戸惑いの声もある。「今季の戦力なら最低でも勝ち越しはできると誰もが思っていたはず。それがまさかの結果に終わりそうなので」とチーム関係者。それでも「今回の限定ユニの残り試合は少ないですが、まだ今季は別の限定ユニを着用する試合もある。いい形で終わらせて次につなげてほしい」と話す。
日本ハムは6月末から別シリーズで再び限定ユニを着用する予定。次回は北海道の壮大な大地をイメージした〝ブラウンユニ〟だ。今回の締めくくり方次第では、次の限定ユニの〝勝運〟にも影響しかねず、周囲が気をもむのも無理はない。
22日の楽天戦(エスコン)は延長10回の末、5―4でサヨナラ勝ち。2連勝となった試合後の新庄監督は値千金のサヨナラ打を放ったヒーローについて、広報を通じて「今をときめく奈良間様に全て聞いてください」とだけコメントした。限定ユニ着用試合は残り1試合。有終の美を飾れるか。












