ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は開幕戦から22試合でア・リーグ3位タイの8本塁打、16打点、OPS0・918と素晴らしい活躍で米国でも注目が集まっている。そんななか、MLB公式サイトは20日(日本時間21日)に村上が好スタートを切ることができた3つのポンイントを解説した。

 最初は平均打球速度とバレル率だ。「彼は本当に強くボールを打っている」。村上の平均打球速度95マイル(約152・9キロ)はパイレーツのクルーズ(97・5マイル=約156・9キロ)、ナショナルズのウッド(96・2マイル=約154・8キロ)、ロイヤルズのカグリオン(95・1マイル=約153キロ)に次いで4位。

 しかし、さらに需要なものとしてバレル率(基本的にボールを強く、高く打ち上げる頻度)だ。「MLBでもトップ5に入っており、村上はスター級のスラッガーの仲間入りしている」

 1位はヤンキースのジャッジで28・3パーセント、2位はウッドで27・8パーセント 3位はドジャースの大谷翔平投手(31)で26・3パーセント、村上は4位で26・2パーセント、5位はエンゼルスのトラウトで25・9パーセントだ。

 2番目は速球に対応でき、速い打球を打てることだ。村上はメジャー挑戦時にMLB投手の速い球速に対応できるか疑問視されていた。しかし、村上は17日(同18日)の敵地アスレチックス戦でアルバラードの98・2マイル(約158キロ)の速球を捉え、打球速度114・1マイル(約183・6キロ)、飛距離431フィート(約131・4メートル)の特大満塁弾を放った。これはスタットキャストが導入された2015年以降で、98マイル(約以上の速球から114マイル(約183・5キロ)以上の打球速度で放たれたわずか14本の本塁打のうちの1本だった。

 また19日(同20日)のアスレチック戦でも打球速度114・1マイル、飛距離425フィート(約129・5メートル)の特大アーチを放った。

 今季114マイル以上の本塁打を放ったのは村上を含め、大谷、ジャッジ、トラウト、ウッド、アストロズのアルバレス、アスレチックスのカーツ、エンゼルスのオハピーの8人だが2本打ったのは村上だけだ。

 3番目は昨年56本塁打、フィリーズのシュワバーによく似ていることだ。打球速度、ハードヒット率、バレル率、バットスピードなど主要な長打力指標に加え、空振り率や三振率が高く、一方、四球を多く選んでいるところも同じだ。

「重要なのは村上の長打力が三振数をはるかに上回っていることだ。村上が空振りと三振の数を減らせれば素晴らしいことだが、シーズン終了時にシュワバーのような状態が続くようであれば、非常に危険な打者となるだろう」

 村上はシーズン後、どんな評価をされるのか楽しみだ。