カブスの今永昇太投手(32)が15日(日本時間16日)、敵地でのフィリーズ戦に先発して6回3安打1失点、11奪三振の好投で今季初勝利をマークした。

 4度目の登板でようやく白星を手にした。初回の先頭打者・ターナーにソロアーチを浴びたものの、崩れることはなかった。降板する6回まで毎回三振を奪い、自己最多の11K。援護点に恵まれない試合が続いたが、この日の打線は2本塁打を含む15安打、11得点を挙げる猛攻で今永には十分すぎるリードだった。

 ただ、チーム全体としては苦境が続いている。この日、右ヒジの張りで負傷者リスト(IL)に入っていた救援右腕のポーター・ホッジ投手(25)が、靱帯の修復手術を受けることが決定。米メディアは「今季全休」と報じ、また一つ誤算が生じた。

 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は「カブスは故障者続出で深刻な状況にある。これ以上、故障者が出る余裕はまったくない」と苦境を伝えている。先発陣ではスティール、ボイドがIL入りしており、ホートンは今季絶望。リリーフ陣もホッジをはじめマトン、ハービー、ウィックス、ロバーツを欠いており、運用もままならない状態となっている。

 今永は防御率2・45と安定感を見せているだけに、存在感はますます大きくなりそうだ。