中日・根尾昂投手(25)が待望のプロ初勝利を挙げた。今季はここまで4試合(4回1/3)に登板して1勝0敗、防御率0・00と一軍投手陣の中で唯一の無失点。投手転向5年目での飛躍が期待される根尾が、ドラゴンズ応援大使のSKE48・熊崎晴香(28)に語った逆襲への思いとは――。
【中日・根尾昂インタビュー(1)】
熊崎 8日のDeNA戦(横浜)で延長10回1イニングを三者凡退に抑えてプロ初勝利。おめでとうございます!
根尾 自分もうれしかったんですけど、それ以上に周りの人に喜んでもらえたことが良かったです。もっともっと勝って喜んでもらいたいと思いました。
熊崎 ヒーローインタビューでは「井上監督にも〝あっ、初勝利やったんか〟と言われて〝僕もさっき知りました〟という会話をしていました」と話していました。
根尾 延長11回に勝ち越して僕に勝ちがついたんですけど、勝ち越せなかったらもう1イニングいく予定だったので、そのことで頭がいっぱいだったんです。とにかく次の回も大事だなと思って準備していたら2点入って。で、〝あ、(続投が)なくなった〟と思って。松山が投げているところで〝あれ? 僕に初勝利つくのかな〟って気付きました。
熊崎 ヒーローインタビューの時に、井上監督のモノマネが少し入ってましたね(笑い)。
根尾 どういうやりとりをされたのですか?って聞かれたので、こんな感じですっていうふうに言っちゃいました。
熊崎 ちょっとクスっと笑っちゃいました。モノマネが何となくイメージできちゃって(笑い)プロ初勝利でたくさんメッセージが来たんじゃないですか?
根尾 そうですね。連絡はたくさんいただきました。でも、まだまだ道途中。もっともっと結果を出せるようにしっかりやりたいと思います。
熊崎 心に残ったメッセージはありましたか?
根尾 家族LINEでお父さん、お母さんから〝おめでとう〟って言ってもらえました。ドラゴンズ関係だと、祖父江(大輔)さん。僕が試合終わって携帯を開いたらすぐ祖父さんからLINEで「おめでとう!」っていただいたので、うれしかったですね。
熊崎 オープン戦では6試合に登板。7回2/3を投げて自責2の防御率2・35と結果を残しましたが、開幕は二軍スタートでした。その時はどんな気持ちでしたか?
根尾 そうですね。(オープン戦)最後の登板の内容があまり良くなくて、課題が残る登板だったんです。一軍でも二軍でも「次の登板までにこういうふうにしたいな」っていうのはあったので、結果的にすぐ呼ばれる形(開幕戦でぎっくり腰を発症したアブレウに代わって開幕2戦目で一軍昇格)にはなりましたけど、毎試合毎試合、課題とかやりたいこととか、目的というものをどんどんクリアしていけるように、というのは変わらなかったです。(開幕二軍スタートは)悔しかったですけど「まあ次だ」となっていました。
熊崎 今季はここまで4試合に登板して無失点と好調です。根尾投手がマウンドに立つと(中日ファンから)うれしい気持ちや期待感がすごくあがっていると思うんですけど、ご自身的には何か変わったことはあったりしますか?
根尾 目の前のバッターを抑える準備をして、その準備してきたものをしっかり出すということを考えています。あとは試合に入るにあたってその試合の立場というか、どこで行くかというのをある程度想定したりとか。昨年二軍と一軍で40試合くらい投げて、そういうところの準備だったりっていうのは、ちょっとは良くなってきたのかなと思います。
熊崎 ドラゴンズは最下位というスタートになってしまってますが、ベンチやチーム内の空気感はどうですか?
根尾 負けることは誰も好きじゃないし、全部勝ちたい、勝ちにつながるようにみんな毎日準備していると思う。僕は引きずっている感覚もないですし、勝ちきるためには、やっぱり中継ぎや試合の後半が大事になると思うけど、ブルペンにいるみんなはそこはわかっている。9回を投げる守護神の松山に全員でつなぐという強い気持ちを、みんなが持って準備していると思います。
熊崎 根尾選手が考えるチームとしての目標と、個人としての目標を聞かせてください。
根尾 ドラゴンズは今は最下位ですけど、力としては投手も野手もどの球団よりもあると思っています。僕自身、もっともっと力をつけたいですし、もっともっと上の順位に食い込んでいけるように、まずはAクラス。シーズン後半にかけて優勝争いができるようなチームの位置にしたい。シーズンはまだ序盤なので、一つずつ目の前の試合を勝てるように準備していきたいというのがチームでの目標です。個人的には昨シーズンは(一軍で)4試合しか投げられなかったので、10試合、20試合、30試合、40試合、50試合、60試合というふうに積み重ねていくというのが自分の目標。目の前の1試合、そして1球を大事にしながら投げたいと思います。














