ヤンキースタジアムの一部ファンの間で今なおメッツに移籍したフアン・ソト外野手(27)に対するひどいヤジが続いている。ソトは2024年オフにヤンキースから同じニューヨークのメッツに15年7億6500万ドル(当時約1147億円)の破格の大型契約で移籍。球界に大きな衝撃を与えたが、ヤンキースファンはソトを裏切り者扱いし、メッツ戦で嵐のようなブーイングが沸き起こった。

 それが今も「くたばれソト!」といった悪質なチャントとして残り、しかもヤンキースタジアムのメッツ戦以外のカードで聞かれるという。当然、下品な言葉が中継に影響を与えることもあり、長年ヤンキース戦の実況を務めたアナウンサーのマイケル・ケイ氏もだまっていられない。

 以前からヤンキースファンの品性を嘆いてきたケイ氏はESPNラジオ「マイケル・ケイ・ショー」で「これはひどい光景だ。まるで赤ん坊みたいだ。ソトがメッツに移籍したことに腹を立て、振られた恋人みたいだ。まともなファンはあんなことは絶対に叫ばない。ちっぽけで嫉妬深い。ソトは何も悪いことはしていない。メッツの方が好条件を出しただけでそんなことを言われる筋合いはない。全員恥を知れ。どれだけ滑稽に見えるか分かっているのか。自分を小さく見せたいのか」と厳しく叱責した。

 現在、ソトはふくらはぎ痛で離脱中。にもかかわらず悪質チャントは止まらず、ヤンキースファンの第一人者でもあるケイ氏は必死に自制と反省を呼び掛けた。