米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(カナダ・エドモントン)が8日(日本時間9日)に放送され、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者カラム・ニューマン(23)が電撃登場。〝メンター(助言者)〟ウィル・オスプレイ(32)のピンチを救った。

 オスプレイは12日(日本時間13日)の「AEW DYNASTY」(カナダ・バンクーバー)で、AEWコンチネンタル王者ジョン・モクスリーに挑戦する。モクスリー率いる極悪デスライダーズから卑劣な攻撃を受け長期欠場に追い込まれたが、この日も駐車場でデスライダーズに襲われ、6人がかりでボコボコにされた。

 そこに黒塗りのバンが到着し、オスプレイの婚約者アレックス・ウィンザーが姿を見せた。後部ドアからは4日の新日本・両国大会で辻陽太から奪ったばかりのIWGPヘビー級ベルトを提げたカラムが現れ、ヘナーレ、フランシスコ・アキラと続き、ユナイテッド・エンパイア(UE)がオスプレイの援護に立ち上がった。

 5vs5で対峙した両軍は乱闘開始。自動車のボンネットに叩きつけ合い、激しいバトルは会場内からリングへとなだれ込んだ。オスプレイがモクスリーのスリーパーから脱出すると、コーナー上段からダイビングフットスタンプをぶち込み、強烈に存在感をアピールした。極悪軍をリングから一掃すると、オスプレイは「史上最年少(IWGP)ヘビー級王者を日本から連れてきた」などとカラムらUEを紹介し、UEと組んでデスライダーズとの対戦をぶち上げた。

 これにより、オスプレイ&カラム&ヘナーレ&アキラと、モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&PAC&ウィーラー・ユウタのストリートファイトマッチが実現。デスライダーズが観客席から入場すると同時に、リング内外ですさまじい激戦を繰り広げる。ラダー、テーブルが投入され、アレックスと極悪軍のマリーナ・シャフィールまで加わり、めまぐるしく攻守が入れ替わる。

 カラムとオスプレイとは場外のカスタニョーリとモクスリーにプランチャを同時発射。デスライダーズはダニエル・ガルシアも参加して数的有利をつくり出す。モクスリーはオスプレイの鼻に、割れた竹刀の破片を突っ込む前代未聞の荒業だ。それでもUEは元リーダーのオスプレイが奮起して、カラムとオスカッターの競演で反撃。カラムは場外のPACにダイビングフットスタンプを投下してテーブル葬に処した。最後はモクスリーにラリアートをぶち込み、オスプレイのフィニッシュをお膳立て。オスプレイはヒドゥンブレードでモクスリーをテーブルに叩きつけ、2人でコンチネンタル王者をカバーし、極悪軍を退治してみせた。

 オスプレイに前哨戦白星をプレゼントしたカラムは将来的な「ドリーム師弟戦」の実現を誓い合っているが、まずは師匠のホームで強烈なインパクトを放った。