ドジャースの大谷翔平投手(31)は7日(日本時間8日)に敵地トロントでのブルージェイズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3回に先制適時打を放ち、3打数1安打1打点、2四球だった。打率2割8分6厘。チームは4―1で勝って5連勝。
相手先発は右腕ガウスマン。2試合に登板して白星こそ挙げていないが、12イニングで被安打3、無四球、21奪三振、防御率0・75、WHIP(1イニングあたりに許した走者数)0・25と圧倒的だ。
ロジャーズ・センターのファンが沈黙したのは3回だった。無死一、三塁で1ボールからの2球目、内角低めの93・7マイル(約150・8キロ)のフォーシームをフルスイング。角度22度、打球速度105・2マイル(約169・3キロ)の痛烈なライナーはラインドライブがかかって右翼フェンス直撃の適時打となった。飛距離359フィート(飛距離109・4メートル)で、打球が上がっていれば3戦連発だった。
大ブーイングを浴びて打席に立った初回先頭はストレートの四球。昨年8月24日の敵地パドレスからの連続試合出塁を自己最長の42試合に伸ばし、日本選手トップのイチロー(2009年)の43試合にあと1に迫った。
3―0の5回無死一塁では思わぬアクシデントが発生。初球を見送ると捕手バレンズエラが捕球後に一塁へけん制球。その際に投げた右手が大谷の左ヒジと接触し、大谷は大声を上げて表情をゆがめた。トレーナーが駆けつけ、状態を確認すると打席に立ち続け、4球目の内角低めの84・1マイル(約135・4キロ)のスプリットをすくい上げたが右飛だった。
3―1の7回無死一塁は2番手の左腕フルーハティのカウント3―1からの5球目、外角低めの82・7マイル(約133キロ)のスイーパーにバットを合わせただけの左飛だった。
9回二死二塁は申告敬遠で歩かされるも続くタッカーが右前適時打を放ち、リードを3点差に広げた。最後は守護神ディアスが二死一、三塁のピンチを招くも最後は空振り三振に仕留めて敵地5連戦を5連勝とした。
8日(同9日)は今季2度目の二刀流出場。連続試合出場を日本選手トップに並ぶ43に伸ばすと同時に、昨年のワールドシリーズ第7戦で3回に3ランを浴びて降板した悔しさを晴らすチャンスだ。支配的なパフォーマンスで敵地の大ブーイングを悲鳴に変える。












