ヤンキースの大砲、ジャンカルロ・スタントン外野手(36)が6―7で競り負けた5日(日本時間6日)の本拠地マーリンズ戦で、約6年ぶりとなる盗塁を決めた。

 1点リードの7回二死一塁から左前打を放ち、一、三塁の場面で一走のスタントンは二盗を試みた。スタントンは2021年から5シーズン、レギュラーシーズンで1度も盗塁にチャレンジしておらず、相手バッテリーは全くのノーマーク。捕手は二塁へ送球することもできず、スタントンは二盗に成功した。

 スタントンの盗塁成功は2020年8月3日のフィリーズ戦以来。ただこの時はコロナ禍による無観客試合で、観衆の前で盗塁を決めたのはヤンキース移籍初年度の2018年シーズン以来となった。めったにお目にかかれない光景だけに本拠地には大歓声が上がり、SNSでも「まさかこれが見れるとは思ってもみなかった」「本当に美しい」「スタントン、君ならやれる」と盛り上がった。

 米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「これは誤植ではない」と前置きして「ジャンカルロ・スタントンが二塁盗塁、2018年以来2度目のレギュラーシーズン盗塁を記録」と速報。「アグスティン・ラミレスは、ジャンカルロ・スタントンをアウトにできなかったという事実を背負って生きていかなければならない捕手だ」と伝えた。