ホワイトソックスは1日(日本時間2日)、2日(同3日)に予定されていたブルージェイズとの本拠地開幕戦(レート・フィールド)が悪天候予想のため、早々に延期を発表した。

 代替試合は3日(同4日)に行われるが、チームはこの日のマーリンズ戦に0―10で惨敗。メジャーデビュー戦の開幕戦から3試合連続本塁打の快挙を成し遂げ、孤軍奮闘してきた村上宗隆内野手(26)も3打数無安打で疲労を考慮されて途中交代となった。

 村上の快進撃に沸いたものの、昨季まで年間100敗以上を喫してきたチームの状態は一向に上向かない。6試合を終えて1勝5敗。チーム防御率8・63は全30球団でぶっちぎりのワースト、6失策も下から2番目の成績だ。チーム打率も1割9分2厘と低迷し、21得点に対して52失点と傷口がふさがらない状態となっている。

 そうした中、1日の〝休養日〟が生まれることは悪い流れをリセットし、立て直すチャンスでもある。米メディア「スポーティング・ニュース」は「1勝5敗と苦戦するホワイトソックスは単に1勝を挙げようとしているわけではない。チームの基盤を固めようとしてる」「試合延期のおかげで、まさにその機会が訪れた」とした上で「問題は、それが役に立つかどうかだ」と伝えた。

 場所も変わり、ましてやホームの開幕戦だ。ただ、同メディアは「開幕戦といえば、通常は伝統や熱気、そして新たな始まりがテーマとなる。しかし、ホワイトソックスにとっては今や事態はより切迫したものになっている」と危機感を押し出し「世間の評価が固まってしまう前に流れを変えるチャンス。6試合だけでシーズンが決まるわけではないと思い出させるチャンスだ。そして、ホームの観客に『信じられる何か』を与えるチャンスでもある」と占った。

 昨年までの前例にならうようにズルズルと後退していけば、ファンにも見放されかねない。そうならないためにも、何らかの変化を見せなければならないというわけだが…。相手のブルージェイズは岡本和真内野手(29)らを擁し、昨年のワールドシリーズではドジャースと第7戦まで死闘を繰り広げた。今季も4勝2敗で好スタート。次戦はまだシーズン7試合目だが、ホワイトソックスには早くも正念場が訪れている。