ドジャースの大谷翔平投手(31)は1日(日本時間2日)に本拠地ロサンゼルスでのガーディアンズとの試合前に、普段は行わないフィールドでのフリー打撃に参加し、33スイング中10本の柵越えを披露した。

 レギュラーシーズン中は室内ケージでの調整が中心で、屋外で行うのはドジャース移籍後初だ。昨季、ポストシーズンでは行っている。

 ここまでの開幕5試合は15打数3安打、打率2割、6四球、安打はいずれも単打だ。大谷自身も31日(同1日)のガーディアンズ戦の登板後に「甘い球を振りにいったときに良い、自分が一番望んでいる結果になっていない。そこは少し感覚のずれがあるのかなと思います」と語っており、その修正だろう。

 しかし、この日の試合前の会見で大谷の打撃面について聞かれたロバーツ監督は楽観的だ。「彼が甘い球を多く見逃しているとは思わない。相手がかなり慎重に攻めていると感じる。四球を選べているのはいいことだし、選球眼もいい。強い打球が少ないのは相手があまりミスをしないから。でも、それはいずれ変わる」と語り、「忍耐と後ろの打者を信頼することが大事」と強調した。

 その流れで大谷の忍耐力が「全体としては中間くらい」という話題に。2004年に前代未聞の232四球を記録したバリー・ボンズとの比較に、当時チームメートだった指揮官は「バリーは僕が見た中でも最高レベルに忍耐強く、四球の価値を理解していた。週に数球しか打てる球が来ないこともあった。ショウヘイはそこまで極端ではない」と回想。もしボンズのように年間200四球ペースになればという問いには「我慢できなくなるだろうね。ショウヘイはバットを振るのが好きだから」と笑った。

 31日の今季初登板でカーブを多投する〝力まない〟投法で勝利投手となった大谷。ロバーツ監督は次回登板について「遠征先の最終日(8日=同9日のブルージェイズ戦)になるだろう」とコメント。敵地ロジャーズ・センターは昨年11月のワールドシリーズ第7戦以来で、3回途中降板した雪辱のマウンドだ。岡本和真内野手(29)とのメジャー初対決は米国でも注目されるのは間違いない。