巨人の丸佳浩外野手(36)が31日の中日戦(バンテリン)の9回二死満塁の場面で代打出場。起用に応える勝ち越し3点適時打を放った。チームは5―2で勝ち、連敗を2で止めた。

 2―2の同点で迎えたに9回2死満塁で、ベテランが勝負強さを発揮した。代打の丸は中日・藤嶋の3球目、直球を鋭くはじき返し、打球は長打コース。丸自身は三塁でタッチアウトとなったものの、走者一掃の勝ち越し打で勝利を呼び込んだ。

 丸は「もう打つだけのシチュエーションだった。本当にシンプルなとこだと思ってるんで」と打席に立った心境を振り返り、「藤嶋君の真っすぐはすごく質のいい、彼が自信を持ってる球でもあると思うので、十分可能性としてはある球種。それを一振りで前に飛ばせたのは良かったですね」と語った。

 今季はここまで3試合連続で代打出場。難しい立ち位置で結果を残すカギは〝無心〟のマインドセットにある。「難しさもありますけど、難しさの中にある単純さと言うか。逆に開き直っていくしかないって言うところもあるので、あまり難しく考えないようにしてます」と明かした。

 この日の一打はチームにとっても、自身にとっても大きい。「形はどうであれ、H(ヒット)マークがつくのは、僕たちバッターからすると何よりの精神安定剤だと思うので。引き続き気を引き締めていければいいかなと思います」と話した。