米メディア「SBネーション」は30日(日本時間31日)、敵地フィリーズ戦で5回2失点の好投。13―2で2072日ぶりメジャー勝利を挙げたナショナルズのフォスター・グリフィン投手(30)を取り上げた。
「ナショナルズの先発投手グリフィンは、東京の読売ジャイアンツでの長年のキャリアを終え、アメリカに戻ってきた。グリフィンは、ニューオーリンズ出身で日本に移住し、『怪談』を著したラフカディオ・ハーンの足跡をたどったと言えるだろう。この副題は、今夜の試合の展開にも当てはまるかもしれない」と書き始めた。
左腕をNHKの朝ドラ「ばけばけ」の主人公になぞらえると、「フィリーズ打線はグリフィンに対し、最初の打撃を試みた。グリフィンは日本を旅する中で、平氏と源氏の戦いを描いた数百年前の物語である『平家物語』を知ったのかもしれない。その物語の冒頭には、寺の鐘の音が『諸行無常』を想起させると記されている。フィリーズもまた、次々と敗退していったように、はかない存在だった」と文学的に表現した。
続けて「怪談には幽霊やのろいの話が満載だ。フィリーズが2回にあっけなく許した浅いポテンヒットやシングルヒットの数々は、幽霊かのろいのせいかもしれない。ブライス・ハーパーが最近、かっぱと呼ばれる川の妖怪にキュウリを供え忘れたというウワサがあり、おそらくこれが彼がファーストでボールを落とし、野選でナショナルズに5点目を許した理由だろう」とノリノリ。
さらに「また、トレイ・ターナーが口裂け女と呼ばれる恐ろしい霊に『私きれい?』と聞かれた際に間違った答えをしたというウワサもある。民話では、イエスかノーのどちらに答えても恐ろしいケガを負うことになる(逃れる唯一の方法はあいまいな答えをすることだ)。しかし、この場合、彼女は彼のプライドを傷つけただけで、3回表にボールを落としてしまった」とフィリーズの度重なるミスを超常現象に例えた。
グリフィンはロイヤルズ時代の2020年7月のタイガース戦以来、2072日ぶりのメジャー白星。強力フィリーズ打線を相手に5回の2ランによる失点のみに抑えた左腕の好投は、敵地ファンにとって悪夢そのものだったのかもしれない。












