フィギュアスケート世界選手権(チェコ・プラハ)女子で自己最高となる銀メダルに輝いた千葉百音(20=木下グループ)が、女王・坂本花織(シスメックス)の〝後継者〟としてロシアメディアで指名された。
千葉はミラノ・コルティナ五輪で4位と上位争いに食い込むと、世界選手権では見事な演技で観衆を魅了して銀メダルを獲得した。
金メダルに輝いた坂本と熱戦を演じるパフォーマンスに、ロシアメディア「ソブスポーツ」が今後に大きな期待を寄せた。
世界選手権女子を総括する特集の中で、坂本が今季限りで引退を表明している状況を受けて「後継者への期待が高まる」と女子の今後の女王争いを展望。そして「権力継承…千葉対中井の後継者争い」と同じ日本代表の千葉とミラノ・コルティナ五輪で銅メダルを獲得した中井亜美(TOKIOインカラミ)を有力候補とした。
今回の世界選手権の結果を振り返り「花織がいなくなった後、最大の焦点は誰が彼女の後を継ぎ、日本と世界の頂点に立つのかということだ。若手有望株同士の争いでは、中井亜美が最有力候補と思われたが、プラハの氷上はそうはならなかった。中井にとってジュニアの年齢区分を離れ、長いシーズンを戦い抜くことはあまりにも大きな試練だったのだ」と9位に終わった中井の苦戦を伝えた。
対照的に大きなインパクトで坂本の後継者の最有力候補に躍り出たと強調したのが千葉の存在だ。
「千葉は全く異なる演技を披露した。伝説の浜田美英の門下生である彼女は、チームの新たなリーダーとなる準備ができていることを証明するために登場した。トリプルルッツのコンビネーションジャンプでわずかなミスがあったものの、全てのジャンプを高いGOEで成功させた。浜田流派の伝統通り、スピンとステップシークエンスはレベル4で完成させた。千葉は振り付けを細部まで完璧にマスターし、審査員から150・02点を獲得した。合計228・47点で自己ベストを更新し、筆頭演技者の役割を担う精神的準備ができていることを示した」と称賛。坂本の後を継いで新女王になると大きな期待を示した。
千葉の強烈なパフォーマンスは、世界に新女王の誕生を予感させるものとなったようだ。












