国際スケート連盟(ISU)によるフィギュアスケートの年間表彰で最優秀プログラム賞を男子の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が受賞したことに対して、ロシア金メダリストが異議を唱えた。

 鍵山はショートプログラム(SP)で演じた曲が受賞した。これはスティービー・ワンダーの「I Wish」を人気ピアニストの角野隼斗さんなどがカバーした。

 今回の受賞に称賛が集まる中、飛び込み五輪金メダリストで有名ジャーナリストでもあるエレーナ・バイツェホフスカヤ氏が見解を示した。

 ロシアメディア「ソブスポーツ」は「2026年ISUスケートアワードの結果についてバイツェホフスカヤは、最優秀プログラム賞を日本の鍵山優真のショートプログラムではなく、同胞の坂本花織に授与すべきだったと述べた」と報じた。

エキシビションでは「ペア」を組むほど、仲良しの鍵山優真(左)と坂本花織
エキシビションでは「ペア」を組むほど、仲良しの鍵山優真(左)と坂本花織

 同氏は「坂本さんのプログラムは、人々が日々の生活の忙しさの中で目を向けたがらないような、数多くの事柄について考えさせてくれます。立ち止まって振り返ること――まさにそれがこのプログラムの本質です。だからこそ感動的で、非常に価値があるのです」と自身のテレグラムチャンネルに投稿。坂本こそが最優秀プログラム賞にふさわしいと猛プッシュした。

 同メディアはこの発信を受けて「坂本花織は今シーズン限りで引退する。彼女は29日に閉幕した世界選手権で金メダルを獲得した。今シーズン、彼女はショートプログラムに『Time to Say Goodbye』を使用していた」と伝えた。

 まさかの異論が出るほど、坂本の評価が非常に高い証しと言えそうだ。