東京女子プロレス29日の両国国技館大会で、衝撃のプロレスデビューを果たした声優・歌手の上坂すみれ(34)が独占インタビューに応じ、胸中を激白した。10日に甲田哲也代表をサーベルでぶん殴り、この日のアイアンマンヘビーメタル級時間差入場バトルロイヤル戦出場を実現。試合では、創作昔話からビクトル式ひざ十字固めまで駆使して勝利し、王座を奪取した。デビュー戦勝利への道は、どんなものだったのか――。
――新宿での襲撃から試合までの期間を振り返ってどうでしたか
上坂 記事の反響が本当にありまして…。「上坂さんはなんてことをしてしまったんだ」って、行く現場、行く現場で心配されてしまう事態になり、そのたびに「あれはサーベルが…」と弁解を繰り返していました。
――忙しい日々の中、準備はどうやって…
上坂 何回か道場に行ってこっそり偵察したりとか、そういう準備は、はい。ただ本当に今日という日を迎えるまで自分がリングに上がる姿は全く想像がつかず、おびえる日々でした。「もしかしたらタイガー・ジェット・シンもこんな日があったのかな」と少し思うこともありましたね。
――そのシンのテーマ曲「サーベルタイガー」で入場した気分は
上坂 突き動かされるものがありました。でも昭和と違ってみんな携帯を構えていて…。時代の流れを感じて私もサーベルもビックリしました。ただ、入場というのはプロレスファンなら一度は夢見る光景なので。そこにサーベルが連れてきてくれたんだなと思います。あのサーベル、本当はすごくいい子なんじゃないかって思います。
――そのサーベルを試合中に紛失したとか
上坂 そうなんですよ。なんか試合の途中で…。どこに行っちゃったかな…。ベルトも取れたのでお礼をしたかったんですけど、結局会えずじまいで心配です。見かけた方が次の襲撃者になってしまうかもしれないので。
――フィニッシュのビクトル式ヒザ十字固めは鮮やかだった
上坂 フィニッシュホールドって憧れがあったんです。ロシアが好きで大学時代には研究もしていた中で「そういえば、コマンドサンボがあったな」と。それでサンボのビクトル式ヒザ十字固めを練習してみたんです。やってみたら意外とできたので。
――どうやって練習したのか
上坂 YouTubeで動画を見て研究して、自宅でもヨガマットの上で抱き枕を使って練習したりしました。「抱き枕ってこんなことにも使えるんだ」っていうのは発見でしたね。
――24時間365日いつどこで誰に狙われるか分からないベルトだが、どんな気持ちでこれから過ごしたいか
上坂 私がフィギュア集めが好きなためにわが家には繊細なものが多いので、戸締まりをしっかりします。それと前回はポコたんさんに取られてしまったので、ポコたんさんに気を付けたい。でも今回はフィニッシュホールドを覚えましたので、どうにかそれを駆使して防衛していけたらなとは思っています。
――再びプロレスのリングに上がる可能性は
上坂 リングに上がって、いかに選手の皆さんがすごい修行を積んでいるかというのが、一視聴者、一ファンとしてとても感じられたので…。私は本業は声優をやっておりますので、基本的に違う畑から応援するというスタンスは変わらないです。だけど今回、かわいいコスチュームを身にまとわせていただいたりしているので、本当に何か、まかり間違ってしまったら立つこともあるのかとは思います。もしそういうことになってもいいように、これからは〝体力のある声優〟を目指してやっていきたいです!













