中国で、電動自転車を改造して動力を犬にした〝犬動力自転車〟で道路を走行した男性が注目を集めたが、交通警察から指導を受けた。中国テクノロジーメディア「快科技」が先日、報じた。

 3月17日、江蘇省常州市で、ある男性が犬に乗って道路を走行する動画がSNS上で拡散され、注目を集めた。

 動画には、高齢の男性が特殊に改造した電動自転車に乗って道路を走行している様子が映っている。本来バッテリーが設置されている位置は空洞になっていて、その代わりにゴールデンレトリバーが入れられていた。

 口輪をはめられたゴールデンレトリバーは懸命に走り、かなりの速度で自転車を進ませている。

 一部のSNSユーザーは、この高齢男性について「発想がユニークだ」「犬の散歩とエコな移動を同時に実現しており一石二鳥だ」と述べ、「自分も〝犬動力自転車〟に乗ってみたい」とコメントするユーザーもいた。

 しかし一方で、批判の声もある。クラクション音などに驚いた犬が突然暴走する可能性があり、男性本人だけでなく周囲の通行人にも被害が及ぶ恐れがあるというものだ。また、動物虐待も指摘された。

 現地の交通警察はメディアの取材に対し、「すでに当事者と連絡を取り、指導を行った。男性が高齢であることも考慮し、この行為には安全上のリスクがあるとして、今後は公共道路で改造車両を運転しないよう伝えた」と説明した。