巨人は22日の楽天とのオープン戦最終戦(東京ドーム)に2―6で敗れたものの、通算10勝5敗1分けで日本ハムと並んで同率首位で全日程を終了した。
阿部慎之助監督(47)は「みんなが素晴らしい準備をして、大きなケガ人もなくここまで来られた。準備は万端かなと思います」と総括。開幕投手のドラフト1位ルーキー・竹丸、新助っ人のハワードに加え、ドラ3・山城を開幕ローテーション入りさせる方針も明らかにした。また、捕手の甲斐、野手の石塚が二軍に降格し、育成の宇都宮が開幕一軍入りを果たすことも分かった。
指揮官は「二軍に行く人も、いつ呼ばれてもいい準備をしてもらいたいです」とも強調。2年ぶりのリーグ優勝、阿部政権下では初となる日本一へいい流れを維持したい中、投手陣には誤算も相次いだ。
中でも開幕投手の最有力候補だった山崎伊織投手(27)の不在は、やはり痛手となりそうだ。首脳陣は開幕ローテの再編を迫られただけでなく、復帰までにも時間を要する見込み。しかも、戦力面にとどまらない周囲への影響もありそうだ。
「去年のように活躍する前までは、きつい練習を避けようとするところもあったけど、今は『マジ無理っす』と弱音を吐きながらも最後までやりきるようになった。意識は全然違う」(チームスタッフ)
練習中は関西弁で軽口を叩くやんちゃな面もあるが、やることはきっちりとやる。昨季、エース級の活躍を見せた山崎は内面も成長し、チーム内での存在感も高めている最中だったという。オフの自主トレでは赤星と西舘と行動をともにし、兄貴分としての自覚も芽生えていただけに、山崎の不在は決して小さくない。
昨季の開幕投手だった戸郷はこの日、5回から2番手で登板して1イニングで4失点。「自分はルーキーと同じぐらいの立ち位置だと思っている」と語るなど、苦境が続く。菅野、戸郷に続いて台頭しつつあった支柱を欠き、シーズン序盤の戦いにも少なからず影を落としそうだ。












