巨人は22日、開幕前最後の一戦となった楽天とのオープン戦(東京ドーム)に2―6で敗れたものの、チームは通算10勝5敗1分けとし、日本ハムと並んで同率1位でオープン戦を終えた。阿部慎之助監督(47)は「皆が素晴らしい準備をして、大きなケガ人もなくここまで来られた。準備は万端かなと思います」と総括した。

 投手陣については先発して4回2失点だった則本を「いい課題も出たと思いますし、シーズン入っていろんなことを経験してもらいたい」と評価。さらにドラフト3位ルーキーの山城について「ローテーション入るのは決まってます」と明言した。

 開幕の一軍登録メンバーは最終選考段階に入ったが「二軍に行く人も、いつ呼ばれてもいい準備をしてもらいたいです。開幕が全てじゃないと思うんですけどね。長いシーズンを皆で乗り越えるために準備したいなと思います」と総力戦の重要性を強調した。

巨人のドラフト3位左腕・山城京平
巨人のドラフト3位左腕・山城京平

 ただ、不安要素も残った。昨季の開幕投手を務めた戸郷は、5回に登板し、1イニング4失点と乱調。状態を上げることができなかった。指揮官は「何かいいきっかけをつかんでほしいと思って投げさせました」と起用理由を説明し「結果じゃなくて、本人なりのきっかけがなきゃしょうがないんだけどね。(きっかけが)あれば収穫っていう登板だったと思います」と振り返っていた。

 戸郷は「失点をしても納得できる形だったらいいと思うけど、そこができなかった。すごい反省してます」と結果を重々しく受け止めた上で「僕がいい姿を見せ続けない限りは、首脳陣も呼ぼうと思わないでしょう。今回はルーキーと同じぐらいの立ち位置だと思ってる。開幕投手も取られましたし、思うところはすごく多いですけど、自分と会話してやっていけたらなと思います」と前を向いた。