米国がベネズエラとの決勝戦に2―3と惜敗。史上最強軍団と称されながら2大会ぶりV奪還を逃し、批判が主将アーロン・ジャッジ外野手(33)に集中している。「3番・右翼」で出場し、4タコ3三振。6回には二死一塁の反撃チャンスに三ゴロ、最終打席となった8回にも2番・ハーパーに同点2ランが飛び出して一気に空気が変わった中で三振に倒れた。
ジャッジは「私の仕事は優勝して金メダルを持ち帰ることでした。それができなかったが、プレッシャーはありませんでした。このようなチームであれば、ただ自分の仕事をこなすだけだった。いい球が来た時にフライにしたり、ゴロにしたりばかりだった。そんなことがあってはならない。打てる球が来たらしっかり打ち返さないといけない。まったくリズムに乗れなかった」と「SNY」などに反省の弁を並べている。
決勝まで進んだとはいえ、7試合で打率2割2分2厘、2本塁打に終わった主将に当然ながら米メディアは厳しい目を向けている。「マルカ」は「ジャッジは世間の評価ほど優秀ではないことを露呈した。アメリカの敗北は多くの人々にとって失敗と記憶される。最高峰のMLBスターを擁しながらベネズエラに歯が立たなかった。ヤンキースがジャッジの黄金期をムダにしているという声が多く聞かれるが、今最大の疑問はその黄金期は完全に失われてしまったのかどうかだ」と厳しい論調を並べた。
また「カレッジスポーツネットワーク」は「ファンたちはこれほどまでに祖国を裏切ったことが信じられなかった。メダル授与式で笑顔を見せたことでも激しい批判にさらされている」とし「彼のフリーズ状態は見ていてつらかった。ピンストライプのユニホームの重みが彼を引きずり降ろしているようだった」などとファンの怒りの声を紹介している。スター選手の沈黙に批判が集中するのは仕方ないことだが、シーズンでこの〝汚点〟を振り払うしかない。









