第6回WBCの決勝戦が17日(日本時間18日)にマイアミのローンデポ・パークで行われる。米国代表は2017年大会以来2度目、ベネズエラ代表は初優勝をかけて雌雄を決する。
どちらも世界一まであと1勝。米国は右腕のノーラン・マクリーン投手(24=メッツ)、ベネズエラは左腕のエドゥアルド・ロドリゲス投手(32=ダイヤモンドバックス)が先発することを両監督が明言している。両先発の出来はもちろん、攻撃陣もどういうメンバーで攻略していくかも勝負の行方を左右する。
「MLB公式サイト」は16日(同17日)、「監督たちは重要な試合に勝つため、絶妙な采配を振るわなければならないことがよくある」と米国の鍵を握るポジションの一つとして、捕手の起用法に着目した。
代表チームには昨季60本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打王に輝いたカル・ローリー捕手(29=マリナーズ)と、ワールドシリーズを連覇したドジャースの正捕手、ウィル・スミス捕手(30)の2人がスタンバイしている。その両者の今大会での成績は対照的だ。ローリーからは快音が聞かれず、3試合に出場して9打数無安打の打率0割0分0厘。一方のスミスは3試合の出場で、10打数3安打の打率3割となっている。
短期決戦の打撃成績だけを見ればスミスの一択となるが、捕手は最も攻守のバランスを問われる特殊なポジションだ。事はそう簡単ではなく、同サイトは「ローリーはスミスよりも守備力に優れ、スイッチヒッターとしてより高い柔軟性を発揮できる。この2点がデローサ監督が彼を先発に指名する決め手となるかもしれない」と占った。
また、攻撃に参加する上で相手投手との兼ね合いも無視できない。ベネズエラの先発・ロドリゲスに対し、ローリーは「2打数1安打、1四球」、スミスは「8打数1安打、4四球、4三振」と伝えている。対戦データそのものが少ないが、相性で見ればスミスの方が悪いということになる。ただ、同サイトは「最近のスミスの好調な打撃を考えれば、ドジャースの正捕手を先発起用する根拠はある」とした。
デローサ監督は最終的にどう決断するのか。米国代表の命運を左右する〝究極の二択〟となりそうだ。













