F1アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ代表の更迭が秒読み段階に入っている。
ニューウェイ代表はマシントラブルが相次ぐ中で、開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP)でホンダ批判を展開したり、チームの機密情報を公の場で話すなど騒動が相次いでいた。第2戦の中国GPでは、レースが行われる現場に姿を見せず、その動向が注目されていた。
そうした中、英モータースポーツ専門メディア「F1オーバーステア」は「アストンマーティンは2026年の悲惨なスタートを受けて、すでにエイドリアン・ニューウェイの後任となるチーム代表を探している」と報道。すでに欧米各国の複数メディアがニューウェイ代表解任の可能性を示していたが、いよいよ後任探しが本格化しているようだ。
「ホンダのパワーユニットに関する深刻な問題のため、彼の在任期間は悲惨なスタートとなった。ニューウェイは不満を募らせ、ホンダとアストンマーティンの間に摩擦を生じさせた。ニューウェイがホンダとの一件で示した対応は、アストンマーティンの主要幹部たちの不満を招いた。実際(オーナーの)ローレンス・ストロールはニューウェイをチーム代表に雇ったことを後悔しているという報道もあった」とニューウェイ代表はすでに失格のらく印が押されているという。「新しい役職で難しい立場に置かれている。どうやら彼はこの役職に長くとどまることはないようだ」と解任は避けられない見通しだ。
スペインの著名ジャーナリストのアントニオ・ロバト氏は専門メディア「ソイモーター」で更迭の動きを指摘。「アストンマーティンには現在、リーダーシップが欠如している。彼らが新しいチーム代表を探しているのは紛れもない事実だ。ニューウェイはチーム代表としての役割を果たしていない。実際、彼はチーム代表を務めるべきではない」とチーム内部の動きを明らかにした。
ニューウェイ代表はまもなく更迭の可能性が高まっているが、代表職を解かれた上で技術部門に専念するとみられる。「アストンマーティンがニューウェイを招へいするためにどれほど尽力したかを考えると、彼をチーム代表から解任した後で、彼との関係を完全に断ち切ることは難しいだろう。ニューウェイは長年にわたる自動車製造の専門知識を鑑みれば、本来の役割である技術統括パートナーに復帰する可能性もある」と同メディアは指摘した。レッドブルで常勝軍団を築いた天才マシンデザイナーの動向に注目が集まる。












