F1アルピーヌのフランコ・コラピント(アルゼンチン)のマネジメント会社が異例の声明を発表した。

 15日決勝だった中国グランプリ(GP)でコラピントはピットレーンから出たばかりのところで、ハースのエステバン・オコン(フランス)と接触。FIAから10秒のペナルティーを科されて14位となり、コラピントは10位で初ポイントを獲得した。タイミングを誤ったオコンはレース後に「フランコに申し訳なく思っている。この件の責任は私が負います」と謝罪した。

 しかし英紙「サン」によると、コラピントの熱烈なファンたちはオコンに激怒。SNS上で誹謗中傷を展開しているという。コラピントのマネジメント会社「ブレッド・スポーツ・マネジメント」社は「エステバン、彼の家族またはハースF1チームに憎悪や脅迫を送らないでください」と声明を発表した。

 コラピントのファンたちは過激なことで知られており、2025年シーズン開幕に向けてジャック・ドゥーハン(オーストラリア)にシートを奪われると、一部ファンがネット上で憎悪をぶちまけ、ドゥーハンはSNSを閉鎖。また昨季のイモラGPでレッドブルの角田裕毅と接触事故を起こした際もファンが暴走し、過激な言葉で日本人ドライバーを攻撃した。

 コラピントは角田がSNSで標的となった際に「彼らは情熱的で人に対して厳しいことはわかっている」とし「彼らは敬意を払うべきだ」と苦言を呈していたが、誹謗中傷はなくなるだろうか。