女子プロレス「スターダム」の八神蘭奈が、HANAKO(25)を撃破し、悲願のフューチャー王座初戴冠を果たした。

 2023年12月25日にデビューした八神は15日の横浜武道館大会で同王座に4度目の挑戦となった。一方、23年3月25日にデビューした王者・HANAKOは「デビュー3年未満、もしくは20歳以下」の規定のある同王座を保持期限いっぱいまで保持し返上を狙っている。

 試合が始まると両者が意地を張り合う一進一退の攻防を展開。体格差のある王者にパワーで叩きのめされた八神だったが、師匠の朱里に教わった関節技を駆使し必死にくらいついていった。

 残り試合時間が5分を切ったところで八神が覚醒。旋回式アームブリーカーを決めるとジャンピング・ニーを叩きこみ一気にペースをつかんだ。最後は得意のビートストライク2連発を決めた八神が3カウントを奪った。

 試合後、HANAKOから腰にベルトを巻かれ感慨深い表情を浮かべた八神は「HANAKOから勝ってフューチャーのチャンピオンになったぞ!」と大絶叫。そして「HANAKOは同期だけど先にデビューしててめちゃくちゃ強いし、デカくてパワーもあって自分にないものだらけで嫉妬もした。でも今日それが原動力となって勝つことができました。これからももっともっと戦っていきたいし、HANAKOや歴代の王者たちの気持ちも背負って防衛していくので見ていてください」と約束した。

 HANAKOから「お前はお前だけのいいもの持ってる。私からそのベルト取ったんやったら生半可なことしたら許さないからな。お前の防衛戦、最前列で見届けたるわ」とエールを送られた。

 HANAKOを見送った八神はファンと師匠の朱里や妃南に感謝の言葉を述べると次期挑戦者にさくらあやを逆指名。王座戦の場に25日の新木場1stRINGで行われる若手主体興行「NEW BLOOD30」を指定しさくらに王座挑戦を呼びかけた。

 なお、バックステージではHANAKOと同期でフューチャー王座への期限が迫るさくらが王座戦を受諾。王座戦が決定的になった。