全日本プロレス15日の後楽園大会で、謹慎していた青柳優馬(30)が復帰した。

 優馬は昨年11月、静岡・沼津市内で免許が失効している状態で交通事故を起こし、団体から3か月謹慎等の処分を受けていた。この日第0試合で行われた鈴木秀樹とのシングルマッチが復帰戦となった。

 優馬は黒色の全日本プロレスのジャージーを身に着けリングインすると、四方に向かって深々と礼。会場からは温かい声援と拍手が送られていた。試合ではクラシカルなキャッチレスリングの攻防が展開。攻守がめまぐるしく入れ替わる激闘の末、15分時間切れで引き分けとなった。

鈴木秀樹を攻める青柳優馬(上)
鈴木秀樹を攻める青柳優馬(上)

 試合後は再び観客席に向かて礼。バックステージでは「このたびは関係者の皆さま、団体の所属選手、応援してくださるファンの皆さま、スポンサーの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます」と謝罪。「これからは本当に私生活ももちろん、プロとしてもしっかりとリング上を充実させた上で、プライベートもしっかりと身を引き締めて生活して、一つひとつのことをしっかりと丁寧にこなして、また皆さんからの信頼を得られるようなプロとしての生活を送っていきたいと思います」と再出発を誓った。

 不在の3か月間リングを守ってきた選手に対しては「僕の相手を務めてくださった鈴木さんには感謝しかありませんし、僕の名前をずっと出し続けてくれた安齊勇馬には感謝したい。最強タッグ一緒に出場したのに、僕のせいで終わってしまったことを本当に申し訳ないと思っています」と胸中を吐露した。ファンに向けては「僕がこんなことをした人間でありながら、今日青柳って呼んでくれた皆さんのことを裏切らないように信頼を取り戻したいと思っています」とメッセージ。「全日本プロレスの一員であることをしっかり恥じさせないように頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。