新日本プロレス12日高松大会の「NEW JAPAN CUP(NJC)」2回戦で、NEVER無差別級王者の成田蓮(28)が小島聡(55)を下し準々決勝(15日、山梨)に進出した。

 極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いる成田は、シングルトーナメントにもかかわらずドン・ファレ、チェーズ・オーエンズ、ディック東郷とともに入場。さも当然のように3人を試合に介入させ、数的優位の状況を築いていく。

 小島のラリアートをレフェリーを盾にして逃れた成田だったが、セコンドが蹴散らされると改造プッシュアップバー攻撃もラリアートで弾き返される。さらに小島の代名詞・ラリアートを浴びて大ピンチに陥った。

 しかしここでオーエンズが場外からレフェリーの足を引いてカウントを妨害。またしてもセコンドが3人がかりで小島を攻め立ててテーブルに乗せると、ファレのフォーリングココナッツでクラッシュする。最後は息を吹き返した成田がダブルクロスを決めて極悪非道な3カウントを奪い、会場には大ブーイングが響き渡った。

 ダメージの大きい成田はバックステージに倒れ込みながらも「見たかよ、小島。テメエはな、やっぱりな、何も役に立たない役立たずなんだよ。分かったか。小島、ざまあみろ」と悪態。H.O.Tの新リーダーが、勢いそのままにNJCも制してしまうのか――。