米国・WWEでフィン・ベイラー(44)が、無法集団「ザ・ジャッジメント・デイ」から追放された。

 同ユニットは2022年4月に、エッジ(現AEWのアダム・コープランド)とダミアン・プリーストにより〝闇落ち軍〟として結成された。リア・リプリーも所属していたが、同年6月にベイラーが加入してリーダーのエッジを追い出した。その後はドミニク・ミステリオ、リブ・モーガン、ラケル・ロドリゲス、JDマクダナ、ロクサーヌ・ペレスが加わり、ロウを荒らしてきた。

 ベイラーも弟子にあたるマクダナとのコンビで世界タッグ王座を獲得するなど活躍してきたが、今年に入って世界ヘビー級王者CMパンクに2度挑戦し、真っ向勝負を繰り広げた上で敗れた。そうした中、先週のロウではドミニクがペンタを相手に、インターコンチネンタル王座の防衛戦。セコンドに就いたベイラーは、ドミニクから凶器のイスを渡すよう頼まれると拒否。真っ向勝負で、一人で戦えと告げた。アシストのなかったドミニクは、ペンタにベルトを奪われてしまっていた。

ベイラー(左)とドミニクの間に不協和音が流れ…(©AbemaTV,Inc.)
ベイラー(左)とドミニクの間に不協和音が流れ…(©AbemaTV,Inc.)

 9日(日本時間10日)のロウ(ワシントン州シアトル)では先週の一件をめぐり、ベイラーとドムが口論に。ベイラーは「甘やかされ育ったクソガキ」と殿堂者レイ・ミステリオの息子を罵倒。これにキレたドムは、右手でベイラーの顔を突き飛ばした。ベイラーもペレキックで逆襲。スリングブレイドからドロップキックを見舞おうとしたが、タッグパートナーだったマクダナが裏切りのラリアートで撃墜する。倒れたベイラーにリブとラケルも襲い掛かり、ボコボコにした。

 大ブーイングの中で、ベイラーは4人がかりの集団暴行を受ける惨劇となった。なんとか逆襲するも、ドミニクにリングベルのハンマーで殴られてダウン。さらに619、フロッグスプラッシュを浴びてしまう。続けてマクダナからパイプイスをボディーに突き立られ、ドミニクには腹部にイスを置いたまま2発目のフロッグスプラッシュをくらい動けなくなった。

 ドミニク、リブ、ラケル、マクダナの4人は横たわるベイラーの上に立って勝ち誇る。無法集団から追放されたのは明らかで、リング上で醜態をさらした。新日本プロレス道場から出発し「プリンス・デヴィット」として活躍したアイルランド出身の実力者はこれからどこへ行くのか――。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。