WBC韓国代表が奇跡的な準々決勝進出を果たし、歓喜に沸いている。

 9日に行われた1次ラウンド最終戦のオーストラリア戦(東京ドーム)に7―2で劇勝。9回の攻撃で加えた1点を守り切り、この試合にかけられた「勝利」「5点差以上」「2失点以内」という厳しすぎる突破条件をすべて満たし、歓喜の涙を流した。

 一方、スタメンから外れたまま欠場したのがドジャースのキム・ヘソン内野手(金慧成=27)だった。8日の台湾戦(同)の延長10回に二盗に成功。結果的に得点には結びつかず、試合にも敗れたが、ヘッドスライディングで左手の指を負傷し、大事を取る格好となっていた。

 マイアミ行きの切符を手にするための決死のプレーだったが、ドジャースの開幕も今月26日(日本時間27日)に迫っている。ドジャース専門の米メディア「ドジャースウェイ」は9日(同10日)、負傷の程度は〝不明〟としながらも「ドジャースはシーズン序盤のロースター編成に問題が生じる可能性がある」と報じた。

 ドジャースでは不動の二塁手が不在で「キムは今春、トミー・エドマンが足首の手術から回復する間、開幕二塁を強くアピールしていた」とし「キムが離脱する場合、キャンプで好調な打撃を見せているベテランのユーティリティープレーヤー、サンティアゴ・エスピナルが最有力候補になる可能性がある」と指摘。さらに有望株のフリーランドやフィッツジェラルドも選択肢になるとした。

 同メディアはキム・ヘソンの状態次第で準々決勝以降に復帰する可能性に含みを持たせつつ「ドジャースは軽傷であることを願うばかりだ。キムのスピード、万能性、守備の柔軟性は貴重な戦力となっている」と伝えている。