プエルトリコの応援のために母国ヒラム・ビソーン・スタジアムまで駆け付け、ベンチで母国の2試合を見届けたドジャースのキケ・ヘルナンデス内野手(34)が本来の春季キャンプ地・米国アリゾナに戻った。モリーナ監督は「短い期間ではありましたが、彼がここにいてくれてうれしかった。もっと長く一緒にいたかった。彼は素晴らしい人間であり、素晴らしいチームメート。若い選手が自信を持ってプレーできるよう手助けしてくれた」と献身的サポートに感謝している。
右ヒジ手術で出場できず、60日間の負傷者リスト入り。5月の復帰を目指してリハビリ中に加え、プライベートでも子供が生まれたばかりだったが、いても立ってもいられず、球団の了承を得て帰国。頭をナインと同じ金髪に染め、ともに戦った。
しかし、一方でキケは批判も浴びている。母国への愛が強すぎるあまり「私はワールドシリーズに5回出場したが、WBCはそれより格上だと感じている」と発言したことが波紋を広げた。米メディア「TPS」は「彼の発言をMLBファンは評価しなかった。スターの多いドジャースの控え要員として優勝の幸運に恵まれたと批判するものもいた。打者としての平凡な成績を批判する者もいる」としてファンの憤まんの声を紹介。「彼はただWSに便乗しただけだ」「高額の給料がどこから出ているのか思い出させてあげて。WSでしょ」「WBCは好きだけど、こんなこと言うのはおかしい」と並べている。
プレーオフに強い男として知られ、昨年まで103試合に出場して13本塁打のキケだが、ワールドシリーズ制覇はチーム力あっての勲章だ。さすがの人気者も〝MLB格下〟はファンを敵に回したかもしれない。












