ノアの「MONDAY MAGIC(MM)」9日の新宿大会でシングルトーナメント「UNIVERSE CUP」が初開催され、1回戦で丸藤正道(46=ノア)が黒潮TOKYOジャパン(33=アップタウン)の〝イケメンワールド〟に飲み込まれた。

 8団体の人気選手8名による初のトーナメント。黒潮が先に入場すると、丸藤も金色のコスチュームでド派手に登場した。黒潮から「早く脱げよ」と挑発され、さらに華麗に側転を決められ「ビビったか!」としたり顔を見せられる。

 戦う気が見られない黒潮を場外で捕まえると、コーナーポストの前で観客に見せつけるように、強烈な逆水平チョップを見舞う。観客席から「やめて!」という悲鳴が飛ぶ中、黒潮も「すみませんでした!」と頭を下げるが、丸藤は攻撃を止めず。黒潮の胸部は真っ赤に腫れ上がってしまった。

 その後、黒潮から丸め込みで3カウントを奪われかける場面もあったが、なんとか阻止。終盤に丸藤は「新必殺技だ!」と宣言し、フロントネックロックでタップを奪った。

黒潮TOKYOジャパン(奥)をフロントネックロックで仕留めた丸藤正道
黒潮TOKYOジャパン(奥)をフロントネックロックで仕留めた丸藤正道

 試合後にリング上で黒潮から再戦を望まれ、がっちり握手。しかし、これは〝罠〟だったようで延髄斬りを食らい、黒潮はドヤ顔で走って退場して行った。

 バックステージで丸藤は「すまない!〝イケメンワールド〟に染まり切ることができなかった。自分を捨て切ることができなかった。勝負には勝ったけどな…ある意味、試合では負けてしまったよ」と反省。

「最後、あいつが『もう一回やろう』と言ってきて、『もう一回はすぐだ!』って言ったら延髄斬りしやがって…どんな性格してんだよあいつ」と激怒していると、黒潮が乱入。「試合ありがとうございました」と頭を下げられ、丸藤は「こちらこそだ、この野郎。あんた、さすがだよ」と〝イケメン〟のエンターテイナーぶりを絶賛した。

 そして黒潮から「あんまこういうのダサいから言いたくないけど、何回も試合してほしいと思いました」とお願いされたが、丸藤は「嫌です」と拒否。

 天才から「今日は俺の勝ちだけど、試合の世界観は君の勝ちだよ」と称賛され、ご機嫌の黒潮は「丸藤さん、ノア呼んでください」と懇願。丸藤が「嫌です」と即答すると、黒潮は「あー! くそ野郎!」と絶叫して控室へ走り去って行った。