GLEAT8日の新木場大会で、〝××スタイル〟こと中嶋勝彦(37)が、渡辺壮馬(27)に敗れてLIDET UWF世界王座防衛に失敗した。

 渡辺を相手にV8戦に臨んだ中嶋は、序盤からスタンドの攻防を有利に展開した。開始早々、掌底を叩き込んでダウンさせることに成功。さらに立ち上がってきた渡辺をコーナーに追い詰めると、打撃のラッシュで2度目のダウンを奪った。

 その後も腕十字でロープエスケープさせたかともえば、左のミドルキックでもダウンさせてポイント5対1としてV8に〝王手〟をかける。だが、好事魔多し。ポイント差で生まれた隙を突かれたか、バックを取られるとそのまま首を絞めあげられ失神。6分46秒でレフェリーストップ負けとなった。

スリーパーで捕獲された中嶋
スリーパーで捕獲された中嶋

 まさかの逆転黒星に中嶋は「いやー…。言葉が出ないよ…」としばしの絶句。その後「LIDET UWFのリングはこういうこともあるよね…。見事に不意を突かれたよ、クソ。久々に意識が飛んだ」と唇を噛む。2024年7月の戴冠から1年8か月での陥落となり「この期間、UWFのベルトと共に歴史を学べたし、俺にとってかけがえのない歴史の一つになったよ。今言えることは『LIDET UWFありがとう』っていうことかな」と天を仰いだ。

 一方、中嶋がV7後に発したベルト封印発言に対し、自ら王座を奪取し自分の手で封印すると宣言していた渡辺は「今回取ったけど、今日、僕の一言で即封印っていうのも違うかと思う」と思案顔だ。

 そこに、この日のセミで行われた同王座の次期挑戦先者決定戦で井土徹也に勝利した伊藤貴則が姿を見せると「今UWFに出ている所属2人(伊藤&井土)に勝って防衛したら封印する」と宣言。これに伊藤は「俺は封印に反対だ。俺がこのベルトを必ず巻いてLIDET UWFを面白くする」と闘志をみなぎらせていた。