女子プロレス「スターダム」の玖麗さやか(25)が、春の祭典「シンデレラ・トーナメント」2連覇へ一直線だ。

 昨年度覇者の玖麗は1回戦(7日、愛知・中日ホール)で、今年4月26日の横浜アリーナ大会で引退することを表明している鹿島沙希と対戦した。

 鹿島とは昨年、玖麗が英語を理解できなかったことで「鹿島対ボジラ」の一騎打ちが実現。叩きのめされた鹿島から逆恨みを買っていた。試合が始まると、玖麗はいきなり「あの時は本当にすみませんでした。仲直りしたいです」と和解を試みるが、積もりに積もった因縁は消えず。鹿島から起死回生を狙われ、その後も「本当に仲直りしたいんです」と懇願するも、蹴り技を連発され思うように動けず。

 それでも「本当にすみませんでした。わざとじゃないんです」と謝罪をしながら胴絞めスリーパーで絞め続けた玖麗は「気持ちは伝わりましたか?」と、ときめきスピアーで問いただした。その直後、電光石火の起死回生を狙われるが、死んだふり作戦を見抜いた玖麗が押さえ込み、3カウントを奪った。

試合後、鹿島沙希(左)から「和解の握手」を差し出された玖麗さやか
試合後、鹿島沙希(左)から「和解の握手」を差し出された玖麗さやか

 試合後は鹿島から握手を求められ、熱い抱擁を交わした。バックステージで玖麗は「沙希さんに嫌われたままで引退しちゃうのが嫌だったので、リングの上で仲直りできてよかったです」と笑顔を見せた。

 翌8日の後楽園ホール大会で行われる2回戦では、稲葉ともかと対戦する。「私にはシンデレラ連覇、その先にもっともっと大きな夢があるので、止まらず突き進みます」と2連覇を誓った。