東京女子プロレスのインターナショナル・プリンセス王座を保持するみちのくプロレスのMIRAI(26)が、古巣への恩返しを誓った。

 2019年に東京女子でデビューしたMIRAIは21年8月に専属契約終了となり退団。約4年4か月ぶりの古巣帰還となった1月の後楽園大会で同王座を初戴冠し、V2戦(29日、東京・両国国技館)では同期の鈴芽(27)を迎え撃つ。

 4日に開かれた調印式では目に涙を浮かべた鈴芽から「私は今日ここまでたくさんの人のおかげで鈴芽として成長してくることができました。そのスタート地点にMIRAIがいなかったら、今の鈴芽はない。MIRAIが自分の道を突き進んできたように、私は大好きな東京女子プロレスでずっと戦ってた。私がこの東京女子の大切なベルトのチャンピオンになって、東京女子プロレスがもっと世界に羽ばたくための羽になります」と宣言された。

 王者のMIRAIは約4年ぶりに対戦した鈴芽について「あの頃と違って鈴芽のひと刺しの威力が上がっててびっくりしたんですけど、いろんな面ですごく優しさを感じます。けど、本当はそれだけじゃない悔しさとかいろんな感情があるんじゃないかなって。鈴芽の心の中わかるよ」と語り掛けると「笑顔が似合うって言われる2人だけど、笑顔なだけじゃない心の中のすべての感情をぶつけ合う試合を両国でしたいなと思っています」と意気込んだ。

 これに鈴芽から「MIRAIは何もわかってないなって思う。私もあの頃からMIRAIの気持ちわかんないことばっかり。だからMIRAIが言った通り国技館で全部ぶつけてもらって、私もぶつけようと思ってます」と宣戦布告され、会見場に緊張感が走る場面もあった。

 最後にMIRAIは「東京女子プロレスでデビューして、あの時育ててもらった恩返しをまだまだできてないので。両国でしっかりこのベルトを防衛して、もっともっと東京女子プロレスを世界へ伝える役割を果たしていけたらいいなと思ってます」と王者としての決意を明かした。