侍ジャパンの北山亘基投手(26)が3日の強化試合・阪神戦(京セラ)後に、チームの新たなセレブレーションポーズとなっている〝お茶たてポーズ〟のまつわる改良秘話を明かした。

 新たなムーブメントとなるか。この日の試合では北山が考案した新ポーズが早くも大流行。初回に鈴木が先制ソロを放った際やナインが安打を放ち出塁するたび、選手たちは両手でお茶をたてる「和風」な仕草をして活躍を祝福した。

 前日2日の強化試合・オリックス戦(京セラ)では大谷から「明日、お前がセレブレーションを決めて発表しろ」とまさかの無茶ぶりを受け、お茶を両手で丁寧に飲む仕草の〝お茶飲みポーズ〟を考案していたが、残念ながら思ったほど流行らずに大谷から「もう1回考えてこい」と〝再提出〟の指令を受けた。

阪神戦の試合前、円陣でポーズの説明をする日本ハム・北山亘基(右側)
阪神戦の試合前、円陣でポーズの説明をする日本ハム・北山亘基(右側)

 ここ数日は思わぬ課題の攻略のため、寝る間も惜しんで試行錯誤を繰り返していたという北山。それでも、お茶が日本文化であること、大谷が「お~いお茶」で人気の飲料メーカー・伊藤園のイメージキャラクターを務めていることなどから「お茶を採用する」基本方針は揺るがず…。そんな中で「お茶をたてる仕草」に「ダイヤモンドをかき回す」との願いを込めた新ポーズを思いつき、当初のアイデアをアップデートすることに決めた。

 課題を課した大先輩からは「まだお茶なの!?」とツッコミを受けながらも「(大谷から)『せっかく考えてくれたんだし、これでいいじゃん』と。『(意味は)あと付けじゃないの?』みたいに言われたんですけど、『いや、ちゃんと考えたんで』と伝えました(笑い)」(北山)となんとか合格点をもらえた模様。「結局ずっと考えてたので、ここ2、3日は眠れてないです。今日はゆっくり寝れます。本当に試合より緊張しました(笑い)」と、疲労感と達成感が入り交じった表情を浮かべながら球場を後にしていた。