巨人・杉内俊哉投手チーフコーチ(45)が28日の練習試合・サムスン戦(那覇)に登板した投手陣を振り返った。

 今季初実戦となった先発・戸郷は1回無安打無失点、1奪三振の快投。初回、先頭のキム・ジチャンを中飛、続くキム・ソンユンを右飛に打ち取ると、最後はリュ・ジヒョクを見逃し三振に仕留め、三者凡退とした。

 杉内コーチは「素晴らしかったですよ」と高く評価。2月後半から取り組んできたヒジの位置を下げるフォーム修正についても「(本人は)多少の不安はあったかもしれないけど、ブルペンではずっといいボールを投げていた。僕的には心配していなかった」と語った。

 さらに「ボールの軌道を気にする選手ですけど、それを度外視してバッターと勝負できていた」と語り、本来の力強さが戻りつつある点にうなずいた。

 また、7番手で登板し1回を無失点に抑えた田中瑛にも言及。新たに習得したスライダーのような軌道を持つ直球〝まっスラ〟の完成度を評価し「まっスラはいいですよ。去年は左打者にカウントをフルにすることもあったけど、あの真っスラが通用するようになれば、左打者からも詰まった打球が増えるんじゃないかな」と期待を込めた。