中日の井上一樹監督(55)は27日、名古屋市内の中日新聞本社で大島宇一郎オーナー(62)に前半戦の報告を行った。
中日は前半戦を終えて38勝55敗1分けで借金17の最下位に沈んでいる。開幕から5連敗を喫すると1度も勝率5割を上回る事なく低迷。6月13日には最大借金「20」を記録した。それでも7月は12勝10敗と井上監督が指揮を執るようになってから初めての月間勝ち越しを記録。3位・ヤクルトとは7ゲーム差、4位・DeNAと3ゲーム差、5位・広島と1ゲーム差となっている。
オーナー報告後の会見で井上監督は「オーナをはじめ球団関係者、ドラゴンズファンの方々、たくさんの方に前半戦の特に前半、勝利を届けられずに申し訳ないとお詫びをさせていただきました。(オーナーからは)チームの個々の選手はそろいつつある。レベルアップが見えている選手もたくさんいる。希望は持っていますよと(言われました)」と会談の内容を明かした。
トレードや新外国人選手を支配下選手として登録できる期限(7月31日)まであとわずかとなっているだけに、新たな戦力補強はなさそうな状況。「現戦力で頑張りなさいというメッセージだと思っています。補強が全てではないですし、逆に言えば、ケガをしていて戦列を離れていた選手が帰ってくることがある意味、僕の中では補強なのかなというふうに捉えています」と井上監督は語った。
チームはオールスター休みを挟んで31日の広島戦(マツダ)から後半戦の戦いに臨む。井上監督は「前半戦、多くのファンの方にドームやビジターに足を運んでもらった。あれだけのドラゴンズファンの思いに応えるためにはドラゴンズが強いね、勝ったねという形をお見せするのが1番。借金を返すのは一つずつなんですが、皆さんに喜んでもらえるように(選手)みんなの背中を押して、鼓舞して前へ進んでいきたい」と逆襲を誓った。
また大島オーナーは広報を通じて以下のコメントを発表した
開幕前からシーズン序盤にかけて、主力選手にけがや想定外の不調が相次ぎ、負け越し17、リーグ6位と苦しい前半戦になりました。一方、その選手たちが徐々に戦線復帰し、打線の形、投手陣の勝ちパターンも定まった7月は、1試合を残して月間勝ち越しを決めました。ここまで本塁打はリーグ最多、失策はリーグ最少と好材料もあります。
3位までは7ゲーム差。簡単ではありませんが、この上り調子を加速させられれば浮上の可能性は十分にあると考えています。さまざまなデータを詳細に分析すると、今のドラゴンズにはリーグ上位の戦力がそろっています。井上監督にはチーム全体が有機的に機能するよう、マネジメントをお願いしたところです。












