巨人の阿部慎之助監督(46)は26日の春季キャンプでブルペンに足を運び、戸郷翔征投手(25)の投球練習を静かに見守った。
21日にもブルペンを訪れ右腕に助言を送っていたが、この日は声をかけずに状態を確認。「宮崎のときよりも出力が出ている。これからでしょうけど、キャンプももう終わるので焦らずにやってほしい。本人なりにいろいろ工夫してやっていることがあると思うので、それを見たかっただけ」と試行錯誤を続ける戸郷の背中を押した。
戸郷は今春キャンプで行われたライブBP(実戦形式の打撃練習)で打者10人に2安打3四球と制球に課題を残した。その後は実戦登板を見送り、リリースポイントを下げたフォームに取り組むなど調整を続けている。今季初実戦は投手陣で最も遅い28日の練習試合サムスン戦(那覇)となる見込みで、指揮官は「自分で改良を重ねてきているはずなので、それがどれぐらいできるのか。結果ではなくて、そこは見てあげようかなと思います」と内容を重視する姿勢を強調した。
戸郷は「自分に可能性を感じてもらえる投球ができれば次(の登板)があると思う。それくらいの危機感を持って練習している」と覚悟をにじませると、「キャッチボールやブルペンでは良い反応が徐々に出てきている。ただ、実戦は相手がいて勝負になる。どう捉えられるか、どんな反応をされるかは確かめたい」と実戦を見据えた。












