カブスの今永昇太投手(32)は24日(日本時間25日)にアリゾナ州メサでのパドレスとのオープン戦に先発で初登板し、2回を3安打無失点、1三振だった。打者9人に33球、最速94・1マイル(約151・4キロ)をマーク。チームは6―5で勝った。

 初回、2安打と1盗塁で二死二、三塁とされるも無失点。2回も二死後に安打を許すも得点は許さなかった。

 試合後、米メディアの取材に「コンディションはすごく良かったですし、今日いい投球をするためのコンディションづくりっていうのができたので、それはよかったです」と手応えを口にした。

 最速94・1マイルをマークしたことについては「球速が全てではないということをまず言いたい」と前置きすると「打者を抑えるためには球速があった方がいいというのは間違いない。そこはもちろん追い求めてきましたし、でも球速が出ればいいんだという考えで投げてるわけではないので。でもその中では出たので、94マイル出たんで、そこは良かったと思います」

 今永節が全開になったのは自身は出場しない3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についてだ。

「日本代表は本当にすごくいい、素晴らしい選手が揃ってますし、カブスからは(鈴木)誠也が出場するので、みんなケガなく帰ってくるっていうのを一番に願ってますし、その上でチャンピオンになってくれたらうれしいです」

 ここまでは平常運転だったが「日本代表と米国代表が対戦した場合、どちらを応援するか」と問われると「その時は、テレビ(のチャンネル)を変えて、今Wiiスポーツ持ってきてるんで、コンピューターとWiiスポーツ対戦をしてると思います」と返答した。カブスからは左腕ボイドと外野手クローアームストロングが米国代表に名を連ねている。

 前回大会の決勝で大谷は9回に登板し、最後は米国代表のトラウトを空振り三振に仕留め、胴上げ投手になった。今大会はDH登録で登板は難しいが、侍ジャパン前監督で日本ハムの栗山英樹CBO(64)は22日(同23日)に「最後はオレ行きますと言うと思う」と語っており、米国内でも“緊急登板”説はくすぶっている。

 それを踏まえて「もし、9回の状態でジャッジ選手が打席に立つ場合、大谷は投手で出てくるか」との質問には100点満点の返し。「あ~…僕は未来が見える神様じゃないんで、その未来はわからないです」と答え大爆笑に包まれた。