女子プロレス「スターダム」の鹿島沙希(32)が、最愛の相手・安納サオリ(35)を秒殺した。

 2人は20日に安納の地元である滋賀のウカルちゃんアリーナ大会で激突。これまでお互いに「大好きな相手」と語っていたが、なかなか対戦はかなわず。安納から凱旋大会の相手に指名され、初の一騎打ちが実現した。

 4月26日の横浜アリーナ大会での引退を表明している鹿島にとって、安納とのシングルマッチは最初で最後の可能性もある。入場するなり意中の相手と向かい合うと、異様に長い抱擁を交わした。

 試合開始のゴングが鳴ると、目の色を変えた鹿島は勢いよくフロントキックで襲い掛かってきた安納を起死回生で丸め込み、わずか7秒で3カウントを奪取。爆速帰宅を試みたが、これには安納から「さきたん! まだ私の愛を伝えきれてない! もう1回やろう!」と再試合を呼びかけられた。

 それでも安納の言葉を無視して退場口に向かったが、同じゴッズアイのメンバーにつかまると、無理やりリングに戻され再びゴングが鳴った。

 再試合でも再び起死回生で秒殺を狙ったが、これを避けられると場外にダッシュ。逃亡したかと思うと滋賀県のご当地キャラクター「びわけん」と記念写真を撮影する始末だ。

 その後も鹿島らしさは爆発。安納にエルボー連打されると、死んだふり作戦で引き付けて起死回生を狙う。これは失敗に終わったが、最後は鹿島が再び起死回生で丸め込み、3分51秒で2度目の勝利を奪った。

 大仕事を終えた鹿島は額の汗を拭い、安納と手をつないで退場。バックステージでは安納から「さきたん! ありがとうございました。夢の場所で夢のシングルマッチができたことが、ホンマにうれしいです」と感謝を述べられると、鹿島は「その中に鹿島沙希がいれたことがうれしいし、いい匂いがした」と笑顔を見せた。

 その後、安納から再戦を望まれたが、完全無視を決め込み「何の香水使ってるか後で教えて! あーいい匂いした!」とつぶやきながら控室へ消えていった。