阪神・坂本誠志郎捕手(32)が13日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。14日からはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、侍ジャパン宮崎キャンプがスタート。世界一へ向けて、短期決戦を見据えた濃密な日々が始まる。

「明日からみんなで集まって練習すると、自然と緊張感が出てくると思います。そういう中で、世界一を目指して野球ができる。あっという間に終わってしまう期間だと思うので、1日1日を噛みしめながらやっていきたいです」

 宮崎キャンプにはダルビッシュ有投手(39=パドレス)がアドバイザーとして参加予定。過去には坂本のフレーミング技術を高く評価したこともあり、今回は貴重な〝生きた教材〟となりそうだ。虎の背番号12は「WBCの経験もあるし、メジャーでずっとやっている。バッターとかの情報を含め、ピッチクロックやピッチコムへの対応の仕方も教えてもらいながらになると思うので。わからないことを経験のある方に聞けたら」と胸を躍らせた。

 さらに14、15日の2日間は、松井秀喜氏(51=ヤンキースGM付特別アドバイザー)がキャンプ地を訪問予定。世界で活躍したレジェンドとの対話も大きな刺激となる。「僕よりもっと松井さんに聞きたい人はたくさんいるだろうし…」と謙虚な姿勢を見せつつも、「メジャーの経験もある方。攻め方だったりを聞いて得になることしかないと思うんで。コミュニケーション取れたらいいなと思います」と前向きに語った。

 短期間での調整と実戦への対応が求められる強化合宿。「その場その場で、自分が何をしないといけないのか、何が必要なのかを感じ取りながらやらないといけない。勝つために、やれることをやりたい」。虎の司令塔は覚悟を胸に宮崎へ向かう。