ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート男子1000メートル(11日=日本時間12日、ミラノ・スピードスケート競技場)で、金メダル候補だったユップ・ベンネマルス(23=オランダ)が同走の廉子文(27=中国)から妨害を受けて5位に沈んだ騒動を受けて、廉の母国中国でベンネマルスに対して批判が沸き起こっている。
ベンネマルスはラスト1周のバックストレートでインとアウトを入れ替わる際に、廉から妨害を受けた影響で失速し、メダルを逃す結果に。救済措置で再レースしたが最初の記録を上回れなかった。レース後、ベンネマルスは怒り爆発させたが、一方の廉は謝罪こそしたが裁定については相手に過失があったとして反論を展開した。
そうした中で、ベンネマルスが廉に詰め寄った際に叩いたり突き飛ばすなどの〝暴力行為〟があったとして、中国で批判が高まっている。
中国紙「中国青年報」は「レース後、廉はベンネマルスに謝罪したが、無礼で失礼な対応を受け、突き飛ばされるなどした。オランダスケーターの態度はプロ意識の欠如を如実に示している」と糾弾した。
また、中国メディア「新浪体育」は「男子1000メートルで中国選手と接触した後、激しい反応を見せたベンネマルスに対して中国のSNSで批判の声が出ている」と報道。ベンネマルスに対して「マナーが悪すぎる」「後ろにいたのにまだ自分が正しいと思うのか」との非難が続出。また「過去に廉もレーン変更過程で邪魔を受けたが、再試合の機会を受けられなかった」と廉の失格処分は不当との意見も出ている。
スピードスケートの騒動はまだまだ議論を呼びそうだ。












