スピードスケート女子で2018年平昌五輪2冠の高木菜那さん(33)が17日、都内で開催された「Japan Sports Week 2026」でKOTONA社のトークイベントに参加。元アスリートの視点からSNSの活用法などについて語った。

 高木さんは2月のミラノ・コルティナ五輪で現地入りし、テレビ中継の解説で活躍。大会後にインスタグラムのフォロワーが約4万人も増え、現在19・5万人に達している。

 その高木さんは、現役時代に得た教訓をもとに「SNSは自分たちの私生活を載せる場所ではなくて、自分たちを売っていく場として使うとを教えていただいた。だからこそ、Xは割とつぶやきながら、ファンを増やすことはしているが、絶対に変なことは投稿しない。炎上するようなことも投稿しないと決めている。言葉も何人かにチェック入れてもらって投稿している」と力説した。

 その上で「人が嫌になることは載せない中で、みなさんが引っかかるようなことが多い。ほんわかというか、ちょっとクスッてなるような感じのことを載せていることが多い」と自身の使い方を紹介した。

 また、高木さんはアスリートの経済事情についても言及し「今はアスリートが五輪でメダルを取っても、なかなかスポンサーが決まらない、所属先が決まらない方々が多かったりする。(選手の)環境を作るには、お金はすごく大事。お金があるからこそ、取り組めることの幅が増える」と指摘する。

 さらに「ちゃんと信頼ができて、これから活躍しそうでクリーンなアスリートを、いろいろな方に送り出せるような動きができたら」と話し、選手とスポンサー企業の架け橋になることにも意欲を示した。