ミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキー女子モーグル決勝(11日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)が行われ、昨年の世界選手権で銀メダルの冨高日向子(25=多摩大ク)が3位と同点の78・00点だったが、ターン点の差で4位。まさかの展開でメダルを逃した。

 冨高は大舞台で見事な滑りを披露して、3位に食い込んだ。だがラフォン(フランス)と並び同点となり、規定によりターン点の差で順位が決せられ、ラフォンの17・24点に対して冨高は16・22点で、惜しくも表彰台を逃した。2002年ソルトレイクシティ五輪の里谷多英の銅メダル以来となるメダル獲得の快挙はギリギリのところで実現しなかった。

 結果を受けて冨高は「悔しい思いはあるけど、いまの自分の一番いい滑りはできた。攻めきれた結果でこの順位なら仕方ないかなと思う」と気丈に話した。

 3位の得点にもかかわらずメダルを逃す〝リビーニョの悲劇〟に、ファンからは悲鳴が続出。SNS上では「冨高日向子残念! 惜しかった! 女子モーグルまたも4位! 呪われているのか?」「モーグル~~~っ! こんなことって 同点なのにーーーっ」との声が上がった。

 さらに「冨高、3位と同点の4位なの!? ジャンプみたいに二人にメダルあげればいいのに…」「得点一緒なら同率で銅メダルにしてあげて欲しい」とノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルでは、二階堂蓮(日本ビール)が異例の同点でデシュバンデン(スイス)とともに3位で表彰台に上がった経緯もあり、冨高にもメダルの資格があるとの指摘も次々と出ている。

 競技によって同点の場合の対応が違うのは議論を呼びそうだ。