ソフトバンクの近藤健介外野手(32)が11日、初の実戦形式の練習(ライブBP)に登場し、いきなり安打を放った。3月に行われるWBCに向けて調整を進める鷹の背番号3が順調な仕上がりを披露した。
いきなりの〝前哨戦〟で貫禄を見せつけた。ライブBPの1打席目、マウンドに立ったのは新加入の徐若熙。台湾代表として対戦する可能性もある右腕の高めの真っすぐに素直にバットを出すと、打球は左中間に落ちる中前打となった。2打席目は上茶谷の前に左飛に打ち取られたものの、2打数1安打と初めての実戦で上々の結果を残した。加えてこの日はオフは改良した新フォームを打席で試す初めての機会。近藤は打席での感触について「意外とすんなりいけたかなと」と手応えを口にした。投手とのタイミングの合わせ方についても「そこは気にせずフィーリングというか、見たままいけた」とさらり。さすがの対応力を見せつけた。
新フォームで見せた技術の高さに鷹の長たちも思わずうなった。小久保監督が「一流は変化を恐れない」と語れば、王会長は「やっぱり違うね。技を持っているから」とその技術を絶賛。より高みを目指す近藤の姿に「自分なりに考えて、より良いものをということで変えているわけだから。ちゃんと理由があるわけだよね」と称賛した。
この日はWBC日本代表に選出された選手に向けた壮行会が実施された。スタンドに集まった多くのファンに近藤は「前回同様、世界一となり日本に帰ってこれるように。皆さんとともに喜びたいので熱いご声援をお願いします!」と呼びかけた。14日からは宮崎での代表合宿に参加予定。「勝つためにやっていくだけ。本当に本番モードでやっていかないといけないかなと思う」と早くも戦闘モードで気合は十分。鷹のバットマンの存在感は増していくばかりだ。












