ミラノ・コルティナ五輪のスノーボードで日本勢が活躍中だ。男子ビッグエア(BA)では、木村葵来(きら=ムラサキスポーツ)が金メダル、木俣椋真(ヤマゼン)は銀メダルを獲得。女子BAは村瀬心椛(TOKIOインカラミ)が金メダルに輝いた。
米紙「ワシントンポスト」はそんな日本のスノーボード界に注目。いまのところ米国勢がメダルゼロの状況を踏まえ「スノーボードが五輪競技として始まった初期、米国はまたたく間に支配的な勢力となり、スター選手を輩出し基準を確立した。今回のミラノ・コルティナ五輪では、その勢力図は明らかに変化。特に男子において、日本が世界で最も層が厚く、最も手ごわいスノーボード大国として台頭している」と指摘した。
日本の象徴として男子ハーフパイプ(HP)の北京五輪金メダリスト・平野歩夢(TOKIOインカラミ)を挙げ、平野の招きで日本人選手の合宿に参加した米国人ライダー、ジェイク・ペイツの証言を紹介した。
「本当にハードな練習だったが彼らは、真の献身と真のモチベーションがどんなものかを教えてくれた。彼らは2位に甘んじることを望まない。今まであのようなトレーニングをこなし、あのようなマインドセットを持つ人々に囲まれたことはなかった。彼らはそのマインドセットと共に生きている。寝ても覚めても勝利のことばかり考えている」
また同紙は環境面の充実も競技力向上にアップさせているとし「激しい競争を繰り広げつつも、日本のスノーボードはチームスポーツであり、トップライダーたちはしばしば合同合宿を行う。ナショナルチームはエアバッグ訓練に多額の投資を行っており、エアバッグに直接接続されたドライハーフパイプも整備。これにより選手は雪上で挑戦する前に、高難度トリックを数百回も試行できる」と説明した。
まだスノーボードは平野らが出場するHPを残している。米国をしのぐ活躍を見せ続けるのか。












