ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート団体で日本と歴史的な死闘を演じて金メダルに輝いた米国代表メンバーのアンバー・グレンに、楽曲の著作権問題が浮上した。

 グレンは団体の女子フリーに登場。日本の坂本花織(シスメックス)の前に見事な演技を披露し、米国の金メダルに大きく貢献した。

 そうした中、ロシアメディア「チャンピオナット」は「カナダのミュージシャンが、オリンピックで自身の作曲した曲を使用したアンバー・グレンに対して不満を表明した」と報道した。

 カナダのクリエイターのセブ・マッキノン氏が、自身のSNSで「ちょうど今、オリンピックのフィギュアスケーターが私の曲を許可なくルーティンで使ってたことを知ったんだ。世界中で放送された…え? それってオリンピックで普通のことなの?」と楽曲の無断使用を〝告発〟した。

 この投稿に対してさまざまな意見が寄せられる中で、マッキノン氏は「レーベルとの契約では、私の音楽のライセンスは私だけが許可できるようになっている」などと状況を説明した。

 フィギュアスケートではたびたび楽曲の著作権問題が起きており、今大会でも男子のトマスリョレンク・グアリノサバテ(スペイン)がアニメ映画「ミニオンズ」の曲とキャラクターを模した衣装の使用が差し止められ、物議を醸した。その後、一転して許諾を得られることになっていた。

 フィギュアスケートで新たな論争となるのか注目だ。