【イタリア・ミラノ5日発】フィギュアスケート男子でミラノ・コルティナ五輪代表の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が、女子の坂本花織(シスメックス)から刺激を受けている。

 2大会連続のメダルがかかる鍵山らは、イタリア北西部のバレーゼで調整後にミラノ入り。バレーゼでは坂本らと一緒に滑る機会が多かったという。「やっぱり花織ちゃんもすごくスピードが出ていて、男子に負けずというか、むしろ勝っているぐらいの勢いで練習していた。みんなそれぞれが気合十分でこの地に立っているなと感じた」とお互いを高め合った。

 この日は公式練習でショートプログラムの曲かけを行い、3本のジャンプを全て着氷するなど、好調ぶりをアピール。「音楽の聞こえ方というところで、五輪効果といったところなのか、音楽が乗り移るみたいな感覚があった。なんか一種のゾーンに入ってるみたいな感じだった」と準備は整いつつある。

 競技は6日の団体からスタートする。現時点でメンバーは未定だが「イタリアに来てから、本当に不安要素というのは一切ない。マイナスの感情は全部日本に置いてきたので、とにかくこの五輪という祭典を心から楽しみたい」と満面の笑み。

 選手村などの雰囲気を満喫するなど、リラックスする時間も忘れていない。「やることはいつも変わらないので、とにかく自分のやりたいパフォーマンス出したい」と鍵山。日本のエースとして、チームをけん引する。