DeNAに今季から新加入したジョン・デュプランティエ投手(31)が3日、沖縄県内のホテルで入団会見に臨み「また日本に戻ってくることができてうれしい。NPBの野球をリスペクトしているし、戦いの場では自分のできること全てを出し切りたい」と新天地での抱負を語った。
配送業者がレターパックを紛失してしまい、パスポート、ビザなどの書類が手元に届かないというトラブルに巻き込まれた右腕は「ここまで長い旅路だった」と苦笑い。来日は少々遅れたものの「入国書類の再発給→大幅なチーム合流の遅れ」という、最悪のケースは何とか回避できた。相川監督も「数日の遅れで済んで良かった」と胸をなで下ろし、今後の調整は本人に一任する考えを示した。
フレンドリーで知的な〝快男児っぷり〟は、前所属の阪神関係者なら誰もが知るところ。援護に恵まれず白星がつかない試合も多々あったとはいえ登板後に他人を責めるような言動は一切なく、常に潔く敗戦の責を受け入れていたのも記憶に新しい。DeNA移籍が決定的となっていた直後にもかかわらず、阪神のV旅行にはちゃっかりと参加。虎ナインとの関係は今も良好そのものだ。
この日の午後には、そんな好漢の人となりを示すような一幕もあった。前夜遅くに沖縄入りを果たし、翌朝8時45分から行われた記者会見を終えたデュプランティエは、その足で宜野湾のキャンプ施設へ移動。長時間にわたって施設内に滞在すると、ブルペンで一人きりで投球練習を続けていた藤浪晋太郎投手(31)の元へ歩を寄せ、1球1球ごとに丁寧にアドバイスを送っていた。
ともにタテジマOBという共通点もあるが、両者の接点は2024年のメッツ傘下3A在籍時代。思わぬ形で再度チームメートとなった両者は長時間、ブルペン内で親しげに投球談議に花を咲かせ続けた。
移動の疲労や時差ボケが抜けていない中、早速チームメートたちとの関係づくりに注力した舶来右腕。さまざまなバックグラウンドを持つ人間たちが流れ着く港町の球団だけに、ポジティブな化学変化が起きることを期待したい。













