DeNAに新加入したジョン・デュプランティエ投手が3日に沖縄県内のホテルで入団会見に臨み「こういった機会を頂けたことはうれしいことでもあり光栄。自分が大切にする価値観をともにできるチームです」と新天地のファンたちへ挨拶した。

 昨季プレーした阪神では15試合に先発登板し6勝3敗、防御率1・39の好成績をマーク。オフにDeNAへの移籍が決定したがパスポート、ビザなどの入国書類の紛失トラブルに巻き込まれ、入国が遅れていた。一時は関連書類の再発給が必要ともみられており、来日が大幅に遅れる可能性もあった。

 一部の心無いファンからは「サボり説」までささやかれていたが、周囲の予想に反し〝早期来日〟が実現。右腕は「とても難しい旅路だった」と苦笑いを浮かべながら、一連の経緯を説明した。

「結論から言うと配送業者によるレターパックの紛失です。『なかなか届かないな』と思いながら待っていたんだけど、それでも届かなかったので業者に問い合わせたところ、理由が分かった。そこからは比較的ものごとがスムーズに進んでくれたね。自分にとってはとてもとても長い時間だったけど(笑い)」

 会見に同席していた木村球団社長は「1月31日に私が(入国遅れについて)説明した時には、まだ入国書類が見つかっておらず再発給が必要な可能性があった。結果的に、あれからすぐに配送業者の方で紛失していたものが見つかったので、すぐに入国できたということです」と補足説明した。

 今後は自身の状態を見極めながら、春季キャンプ地の沖縄・宜野湾で慎重に調整を進めていく。「日本の文化が好きだしリスペクトしている。チームの成長に重点を置くDeNAとは価値観を共有できると思った」と新天地での活躍に意欲をのぞかせた。